T邸-2

ご要望はモダンの中に「和テイスト」を入れて欲しい。『昔のイメージの「和」ではなく、現代にアレンジした「和テイスト」を所々に…』
と言うご要望の中、狭小の敷地にどれだけ組み込めるかが大変でした。

プランの要望、デザインの要望。どのようにしようか。
シンボリックな「モダン和」の坪庭を配することで町並みへの気配りと「和への期待感」。

ポーチや玄関の空間にビー玉、豆砂利洗出し、和タイル、天井に配したルーバー、町屋の廉格子を思わせるアルミルーバー(玄関の目隠し効果)などによる「和」の装置。LDKにある丸窓による内外部の効果。高気密高断熱工法から遮熱工法への試み。
さほど大きくない延床面積ですが、有効にプランすることが出来ました。

デザインと機能の融合。
必要性があるから飽きが来ない。飽きが来ないから美しい。