K邸-4

吹抜けと行燈のある家

お施主様のこだわりは

和風テイスト、暖かい家　吹抜け　読書室　大きくない家
と言うものでした。

立地条件を読み取り、光、風の流れ、動線を考慮してプランニング。外観デザインは、至ってシンプルな物を意識しながら、特に周辺の駐車場からの視覚を考慮して窓の配置に気を配りました。

吹抜けのご要望もあって、光は駐車場からの視覚を気にすることなく、ふんだんに光が降り注ぐことが可能になり、カーテンが閉まりっぱなしと言う事がなくなることを実現できました。水廻りに至っても、ハイサイドライトを採用することにより外からの視界を気にすることなく、明るい光が降り注いでいます。階段を敢えて、リビング配置する事により、階段下収納が生まれたり、2Fのホールと読書室､サンルームを兼用にして、格子戸を設置することにより、目隠し、行燈(光)、冷暖房の節約などの機能とデザインの両立が可能になり、和テイストが感じられます。

さほど広くない間取りですが、それ以上に広く感じられ、まさか周辺に駐車場があることなんて忘れてしまいます。

デザインコンセプトのカラーは「こげ茶、ベージュ、グレーン」

織物調のクロスをセレクトすることにより、ﾗｲﾃｨﾝｸﾞからの光が柔らかくなり、和紙調やグリーンにより「和」を意識しながら、アンティーク調のライトをポイントに置くことにより、さりげなく現代的な優しい和の空間に仕上がりました。お施主様のお人柄が出ているような気がしました。