
M邸-4
M邸-4
業務内容 | リフォーム 企画・基本・実施設計・監理 |
お施主様のご要望は
2024年1月1日に突如起こった、能登半島地震により、住んでいたお宅の地震被害がきっかけでした。
ご自宅の改修も考えたのですが、幸い、倉庫などを持っており、「倉庫の一部を自宅に出来るなら」という思いがあり、ご相談を受けました。
倉庫なので、暑くて寒いので、それらが改善されるのか、本当に倉庫に住めるのか?と言う素朴な疑問からのスタートでした。
提案は断熱仕様は断熱等級6、耐震に関しては現行の鉄骨造をそのまま生かした感じで施工可能な事を説明して、進めていきました。
外観は倉庫なのですが、内部に入っていくと、住空間が広がり、倉庫にいることを忘れてしまうような感じに仕上がり、倉庫として残した部分は、車庫やバーベキューなど多目的に使用できるのも良いかと思います。
回遊性のある水廻りで、作業効率が良く、表と裏の顔があるようなそんなお宅に仕上がりました。開口などもハイサイドなどを採用して、包み込まれるような落ち着いた感じになっています。
デザイン的にはグレートーンをポイントに配置して、立体感を生み出し、家の中を歩いても楽しめるような感じです。
甘過ぎず、無骨過ぎず、ブルックリンテイストとフレンチカジュアルの化学反応になったかとかと思います。
昭和の住宅にない、令和の新たな日常を楽しんで頂きたいものです。